五十肩は早期治療開始が重要です|リウマチ・骨粗鬆症・リハビリの医療法人藤田整形外科

  • 06-6872-2012

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五十肩は早期治療開始が重要です

  • 院長コラム

当院では五十肩の患者さんを多数治療させてもらってますが、五十肩の診断は整形外科のなかでも明確になっていないため、五十肩の患者さんは、治療放棄か、無意味な治療を受けるはめになっていることが多々あります。現在、通院中の肩痛の患者は200名、そのうち五十肩症状の人は60名です。五十肩は肩関節痛とともに肩関節の運動制限を伴います。腱板損傷、上腕二頭筋長頭腱炎、石灰沈着、肩峰下滑液包炎など原因が明瞭なものは五十肩に含まれません。五十肩の関節運動制限は難治性で、多くの整形外科では有効な治療をしていません。整骨院でマッサージを受けても治りません。そういう方々が当院に来院されます。五十肩は肩関節包内の炎症ですが、その原因は今のところ不明です。治療としては、関節包の炎症を持続的に抑える注射とリハビリが中心です。できるだけ早期の治療開始が重要で、そのうち治ると言われ放置して、肩が水平以上に挙がらなくなると難治性になりますので、肩痛の早期1か月以内の治療開始が重要です。

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