リウマチ科について
リウマチは発症後早期に進行するので、専門医へ相談しましょう。
かつて関節リウマチは症状がゆっくりと進行し、10年以上が経過してから関節破壊が生じると考えられていましたが、発症後早期から急速に関節破壊が起こることが分かってきました。関節の腫れや痛みがひどくなくても、関節の内部では炎症が続き、関節破壊が進行していることもあります。
つまり、発症から1年以内に関節破壊が急速に進行するため、早期に発見して早期に治療することが重要となります。また「関節リウマチ」と病気を確定する診断は意外と難しいため、できるだけリウマチ専門医へ相談するのが近道で良いでしょう。
早めに適切な治療を行うことで関節破壊の進行を防ぎ、関節機能を維持して、日常生活や家事・仕事への影響を少なくすることができます。
当院では、整形外科的な観点から現在の最善の治療を行っております
当院の院長は日本リウマチ学会専門医です。現在も多くの関節リウマチ患者の治療をしていますが、今後さらにリウマチの治療に力を入れていきます。
従来、リウマチには特効薬的な薬がなく、治療者側にもあきらめにも似た気持ちがありました。しかし、最近の治療薬の飛躍的進歩のために、関節リウマチは十分にコントロール可能になり、治療者サイドも治療する喜びを実感できるようになりました。